職場では実務に追われることが多く、社員間のコミュニケーション不足を感じている人も多いのではないでしょうか。特に最近では上司が部下、先輩が後輩を飲みに誘おうとしても、急務や残業で時間の都合がつきにくく、若い人ほど時間外の誘いに気乗りしないという難しい事情もあります。また、忘年会、歓送迎会、社員旅行など既存の社内イベントでは人数が多過ぎて、個人的に話す時間が足りず、親睦を深めるに至らないケースがほとんどなのかもしれません。
そんなとき、仕事を忘れてのゴルフコンペはコミュニケーション不足の解消に適していますが、まだゴルフをやっていない人やゴルフ経験の浅い初心者を誘うのはちょっと気が引けますよね。誘われた方も同じで、ミスショットを連発し、クラブを数本持って走らされ、窮屈かつ退屈なゴルフを強いられることは容易に想像できます。 さらにルールやマナーについて煩く言われようものなら、親睦を深めるどころか逆に関係が悪化してしまいそうです。結局、職場でもゴルフ場でも上司と部下、先輩と後輩の立場は変わらず、ギスギスした時間を過ごすことになりかねません。
こういった悩みを解決するために、社内コンペではスクランブルゴルフをおすすめします。スクランブルゴルフは経験やレベルに関係なく、初心者から上級者まで一緒に楽しめるラウンドスタイル。4人1組のチームプレーのため、メンバー同士でフォローし合いながらコースを回っていきます。
例えば部下がティショットで大曲りしてOBになっても、上司が真っ直ぐ飛ばせば、セカンドショットは部下も上司もフェアウェイの同じ場所から打てます。逆に上司がアプローチで寄せきれず、部下がミラクルショットでチップインすれば、職場ではなかなか言えない褒め言葉も素直に出てきそうです。
立場や職制を気にせず、互いに健闘を讃えながらプレーを進めていけば、ラウンドを終える頃には十分過ぎるほど親睦が深まっているはずです。また、部課対抗戦のほか、社長と新入社員、重役と女子社員などバラエティ豊かなチーム編成も楽しみのひとつ。数組参加の社内コンペはもちろん、全社員がゴルフ場に集うビッグイベントとしてスクランブルゴルフ大会を開催してみてはいかがでしょうか。